リンゴ栽培 by BLOF理論⑤ シナノスイート完売御礼

台風が通り過ぎたようです・・・(@_@;)

見廻りをしたところ多少の落果は見られましたが、晩生種(晩秋から初冬に熟す品種)の『北斗』と『ふじ』は何とか持ちこたえてくれました!

 

さて、タイトルにありますように、本年のシナノスイートが完売となりました!
誠にありがとうございます<m(__)m>

シナノスイート収穫
シナノスイート出荷

今年のシナノスイートはお天気に悩まされました・・・。

夏から秋にかけての急激な温度変化で一気に色付きました。
しかし、その後の厳しい寒さと長~い秋雨前線の影響により、ちっとも味が乗ってこないという状況になってしまいました。

当園は樹にならせた状態で完熟させてから販売させて頂いていますので、どこまで待てるのか、ギリギリの見極めが必要に( ̄。 ̄;)

 

結果、例年と比べるとベストとはいかなかったというのが正直なところです。

今年のシナノスイートは、
「瑞々しさしさは十分、味の乗りは個体差あり」
というのが総括になるでしょうか。

お天気に逆らうことはできませんが、今年の出来を糧に来年はもっともっと良いものを作れるように研究いたします!

 

これから一番の主力品種、『ふじ』の収穫へと向かいます。
管理人ジョーがりんご農家になるきっかけとなったリンゴです!

良いリンゴになるように、グイグイとラストスパートをかけたいと思います!(^^)!

リンゴ栽培 by BLOF理論④ 中生種の代表選手、順調です♪

ここのところの寒暖の差で、どんどん色が入ってきました!

中生種の代表選手、シナノスイートの若木です。

玉のびも着色も順調ですね!(^^)!

 

しかし、本当にリンゴは不思議な植物です。
以前にも書きましたが、肥培管理(肥料のあげ方)を切り替える都合から、
土壌診断上では栄養素が不足気味のはずなのですが、順調に育っていきます(^_^;)

 

リンゴには昔から「表年」と「裏年」ということが言われてきました。
採れる年と、採れない年が交互に来てしまう現象です。

また、「リンゴとミカンは痩せ地で育つ」ということも言われてきました。
『痩せ地で育つ』のか『痩せ地でも育つ』のかでは大きく意味が異なります・・・(@_@;)

 

昔からの言い伝えは事実に基づいているので、そこを科学的に考えてみるのが現代の農家が取り組まないといけないことなのかもしれませんね!

 

ちなみに、表年と裏年は栽培方法と肥培管理で解決できる現象なので、そこは土壌診断をしながら気を付けていきます(^^ゞ