りんご栽培 やっぱり雪かき(^_^;)

駐車場の確保ができました♪

前回、畑までの道ができた事を書きました。
しかし、あくまでも「道」ができただけ・・・。

軽自動車1台分の道に路上駐車したら、ものすごく迷惑かけちゃいますよね(@_@;)

そんなわけで、この雪かき作業が発生したわけです。

溶けかけの雪はすごく重く、エンジン付きの除雪機を持っていっても小一時間かかってしまいました(+_+)

そんな中、重い雪の被害をほかにも発見。

3年目に突入した若木が雪に引きずられて倒れていました(´・ω・`)
何とか復活を試みてみようと思います。

 

さて、ここに車を停めて本格的に作業開始!

本日はチェーンソーで伐採作業です(^^)/

駐車スペース完成!

りんご栽培 小春日和です。

以前に大雪写真の投稿をしたことがありますが、同じようなアングルで撮った現在の風景です。

一気に雪が溶け、農道も雪かきをしてもらえました(^^)/

これで全ての道具を車に積んだまま畑に乗り込むことが出来るようになりました♪

りんごの木もエネルギーに満ちあふれてどんどん生長しています!
ということは、剪定作業をドンドン進めなければならないということなんですけどね(^_^;)

 

ここで豆知識です。

「生長している」と書きましたが、葉っぱも無いこの時期にドンドン育つのって不思議じゃありませんか?

だって、授業では植物は葉っぱで光合成して育つって習いますから。

 

実は、この力は去年の内に木の体内に蓄積が終わっているんですね。
(正確には花が咲く芽の辺りの枝です)
冬眠前の熊のように秋から冬にかけて栄養をため込み、温かくなるとその栄養を使って一気に育ち始めます。

なので、果樹というのは年越し前に芽吹きの準備が終わってしまっているわけです。

「さぁて、温かくなってきたから何から始めようかな~」なんてやっていると、手遅れなんですね!(@_@;)

 

いつだってトライ&エラーの繰り返しですが、そこから学んで前進あるのみです(^^)/

一気に雪解けです!

農業青色申告 完了!

これで昨年の締めができました(^^)

就農前から青色申告はしていたのですが、農業は決算書も専用の書式があるくらいなので、今までのソフトでは対応できませんでした。

有名なメーカーを使ってみたり、農業専門の会計ソフトも検討したりしましたが、どちらもいまいち(=_=)

【問題1】
ソフトを乗り換えようとしてデータをエクスポート(データを抜き出すこと)すると、計算式の無いテキストデータ(ダラダラと文字ばかりのデータ)になってしまう。

【問題2】
やたらと価格が高い。

などなど、気になる点が他にもいっぱい。

 

いろいろ考えた結果、一番環境の変化が少なそうなエクセルベースを採用しました。

これならパソコンが変わってもエクセルが入っていれば平気♪
財務諸表も計算式付きで手元に置いておける♪
(最近はやりのクラウドサービスは大事な財務データが先方に持っていかれてしまうので好きになれないのです。エクスポートすると文字列になってしまうし)

 

ちなみに、この本2,700円です!(@_@;)

会計ソフトなら絶っ対買えないリーズナブルさ。
決算業務まで問題無く完了することができました(^^)/

あ、ちなみに税金の計算書は国税の書式が必要ですよ。
管理人は国税のホームページで自動計算。
カラーで控えまで印刷してくれます。

便利な世の中になりましたね♪

今年からこちらを採用

アスパラガス 採りっきり栽培⑥

アスパラガスの栽培方法ネタ、久しぶりに更新です!

ハウス内の乾燥対策だったり、車のバッテリーを上げてしまったりと、なんやかんややっていたらブログが後手に回りました(^_^;)

こんなに雪があっても、ハウス内で加温するとあっという間に土が乾きます!
車のバッテリーは・・・、単純に不注意です(T_T)

 

さて、50~60cm下に埋まって越冬していたアスパラガス苗を掘り起こしましたよ。
大汗をかきながら体力勝負です!

雪の下から苗を掘り出し中

 

そして、こちらは温床の上に引っ越しを済ましたアスパラガス苗です。

手前に見えているベージュ色の箱にはサーモスイッチが入っています。
ここから伸びた地温計で土の温度を測りながら、24時間ず~っと温度を加えていきます。

苗の引っ越し完了

実は、越冬準備をしている頃に苗が霜に当たった可能性があります。
(作物に霜が降りることを「霜に当たる」と表現します)

根っこまでは傷んでいないことを祈るばかりです!!(@_@;)

 

傷んでいたときは・・・、

春からの新たなネタが増えることでしょう(^_^;

無理は禁物!?

無理と思っても、行かねばならぬ(@_@;)

今朝の大雪で、ビニールハウスまでの道は再び積雪1m越えです(^_^;)

アスパラガスの苗は加温を始めているので見に来ないわけにはいきません。
車を止めるところが無いとか、長靴に雪が入るとか言ってられないのです!
(現場を甘く見て、かんじきを持ってこなかったのは内緒)

何とか今日のお手入れは終わったので良かったです。

早朝から駐車場の雪かきと、ラッセルしながらの農場の行き来でいい汗をかきすぎてしまい、文章が上手に書けません・・・(=_=)

 

というわけで、こんな息抜き投稿となりました。

明日からまたエネルギー満タンでアップしていきます!(^^)/

積雪復活!

アスパラガス 採りっきり栽培⑤

すべての経験は活かされる!と改めて思いました。

 

さて、やっと温床マットを敷きました。
週間天気予報を見ていると常に微妙な様子・・・。
待っていたら3月になってしまいそうなので一気に敷き込み!

 

ビニールハウス内の温度計を見ると、この時期でも最高気温が40℃を超えている時がありますが、最低気温は2℃くらい。

やはり道具の力を借りないと3月末の定植(苗を畑に植えることを「定植」と言います)時期に成長が間に合いませんね(^_^;)

 

苗の下に敷くだけでOKの作業性重視の温床です!
あ、温床温床言ってますけど、よく分かりませんよね!?
苗を育てる場所を苗床(なえどこ)と言うんですね。
温かい苗床なので「温床」です。

この温床は電気で制御しますので、簡単な電気工事が必要になります。

が、管理人ジョーは過去に電気工事を専門にしていた時代が!!

 

そんなわけでトントンとその辺の作業は進んだのですが、一連の作業の中、過去の経験のおかげでつまずかずに済むのはずいぶんストレス軽減になってるんだろうな~と感じた次第。

何事もどこかで活きてくる。
そんなつもりでどんなことにも本気で取り組みたいものです。

さて、後は雪の下から苗を掘り出してきてマットの上に置くだけですね♪

 

掘り起こしの様子、苗をマットの上に置いた様子は引き続きアップしていきます(^^)/

電気温床マット
サーモスイッチ

リンゴの木は、年の初めに切り刻まれる!?

今年もK&Kファームの主力作物、リンゴの栽培作業が始まります!

管理人ジョーが農家になった理由が飯綱リンゴなので、思い入れも書きたいこともてんこ盛りなのですが、ここは一つ落ち着いて、1年間日を追いながら皆さまとシェアできればと思います(^^)/

 

リンゴの1年。

それは、切り刻まれることから始まります!(@_@;)

これを、『剪定作業』と呼びます。
秋から冬に良い実がなるように、不要な枝を切り落としていく作業です。

 

人が食べるために進化を遂げてきた果物は、人が手を入れてあげないとドンドン傷んでいってしまうんですね。

具体的には、実が小さくなったり病気が蔓延したりします。
(手が入らなくなった放棄園地は猛烈に病気が発生し、周辺に影響を及ぼしてしまいます)

世の中には一般的な農法のリンゴ(これを慣行農法と言います)から、減農薬栽培、無農薬栽培、有機栽培などなど、バリエーションに富んだものが出回っています。(呼び名が違うだけ?というようなものもあります。何しろ栽培方法は十人十色)

しかし、どんな農法であろうとこの年の初めの作業は共通です。

・陽当たりを良くする。
・風通しを良くする。
・薬がかかりやすいようにする。
・作業性を良くする。

などなど、いろんな理由があります。

そして、その際に必要なのが下の薬です。
(人間でも切り傷には消毒もすれば絆創膏も貼ります。リンゴの木も最低限の処置をしてあげないと、人間の傷口が膿んでしまうのと同じように病んでしまいます)

同じ「トップジンM」なのに、なんだかいろいろありますね(^_^;)
狙う効果は同じなのですが、状況によって使い分けます。
下に管理人ジョーの使い分けを紹介いたします。

 

①トップジンMペーストチューブ
小さい枝を切ったところにチューブで塗りつけます。
病気予防です。

②トップジンMペースト
割と大きな切り口に刷毛で塗ります。
病気予防、軽い病状に使います。

③トップジンMオイルペースト
病気にかかっている部位の治療に刷毛で塗ります。
病気の範囲が大きく、積極的な治療が必要な部位に使います。

 

と、随分話は長くなってしまいましたね( ̄。 ̄;)

まだまだ残雪は50~60cm残っていますが、道筋は間もなく雪をどけてもらえる予定。

楽しい作業を張り切って進めていきます(^^)/

 

アスパラガス 採りっきり栽培④

倒れてしまった苗はいかに!?

 

前回に続き、トラブル対策について書いていきます。

メーカーから教えて頂いた倒伏対策は2つ、と書きました。
(苗が倒れることを「倒伏(とうふく)」と言います)

一つ目。
苗が折れないように、そ~っと土の中に押し込む。

一見簡単そうですが、実際の苗を触ってみるとなかなかどうして。
アスパラの若苗はあまりに弱々しく、折らずに押し込む自信がありません・・・(=_=)

 

2つ目
根本に苗が倒れないように土を盛る。

苗の上から土をかけたら端から折れるんじゃないか!?
と心配しましたが、一つ目の対策が出来ないのでこちらで行くしかありません!

 

苗が植わっているのと同じ土を、一握りずつ株元に撒いていきます。
育苗用のセルトレイは20枚あるのでけっこう神経がすり減りました(^_^;)

 

数センチ盛り上げたのがアップした写真です。
完璧、とはいきませんが、一通り自立していられるようになりました♪

 

この時点で11月4日です。
あとは冬越しの準備まで楽チン・・・、ではありませんでした!(@_@;)

次はどんな問題が!?

 

倒伏対策後のアスパラガス苗

アスパラガス 採りっきり栽培③

採りっきり栽培、最初の大きなトラブルとは!?

前回の続きです。

「いろいろ起きてきます・・・。」と書きましたが、最初の大きなトラブルがこれでした。

上から撮った写真をアップしました。

 

何が起きているかよく分からない!?

 

実はこれ、苗が倒れてるのです。
しかも種ごと土から飛び出している始末。
根の生長が順調で、苗が押し上げられてしまった・・・。
良いことなのか?悪いことなのか?

いえ!、この場合は明らかに悪いことです(T_T)

アスパラガスは光好性(光を好む)の種なので割と浅めに種をまいた※のですが、物の見事に裏目っていますね(-_-;)
(※光を好む種や、種そのものが軽い場合、深く埋めると上手に芽が出ない場合があるんですね。種の周りが暗い、とか種に乗っかっている土が重い、とかいう理由で)

倒れているのは1本や2本ではないのです!

はてさて、どうしたものか・・・。
種子メーカーの担当の方に聞いてみたところ、対応策は2つとのこと。

次回は大慌ての対応策について書いてみたいと思います(^^)/

アスパラガス倒伏苗
アスパラガス倒伏苗

アスパラガス 採りっきり栽培②

現在の苗は未だ雪の下に埋まっていますので、採りっきり栽培の昨年からの作業をご紹介いたします。

昨年の10月17日、種まきから22日後のアスパラガス苗の状況。
72穴セルトレイ(72個のマスに分かれ、樹脂?で出来た苗を育てるための容器)に一粒ずつ種をまいてあります。

発芽に必要な地温(土の温度)30℃を維持するのがかなり難しい・・・。
というか、ビニールハウスの中で自然に育てていると正直なところ「維持」は無理です。
平均地温30℃を目指す感じでしょうか(^_^;)

この後いろいろ起きてきます・・・。
が、それはまた今後の投稿の中でご紹介いたします(^^)/