連日の剪定作業、まだまだまっ盛りです。
今日はちょっとした知恵をご紹介したいと思います。
下の写真、何をしてあるか分かりますか!?
りんご農家さん以外はハテナしか思い浮かばない・・・ですよね(?~ヘ~?)?
これは、これから育てていきたい枝を寝かせているんですね!
この枝はギューンと天を目指して育ってしまい、やたら立った状態になっていました。
枝が立っていると実が付かない枝ばかりがボーボーと生えてきてしまい、「果樹」としては役目を果たせなくなってしまいます。
そこで“枝を寝かせる”という一手間を掛けてあげる必要が出てくるんですね。
枝を寝かせるためには一般的に誘引という技術を使います。
読んで字のごとし、枝をヒモやロープで引っ張ります。
ただ、この方法は問題もあります。
草刈りや通り道の邪魔になってしまうんですね(+_+)
その問題を解決するための方法が今回の写真の方法!
つっかえ棒をして、上から押さえて寝かせています。
この方法に使うつっかえ棒のことをスプレッダーと呼ぶのですが、使う材料は強度があれば基本的に何でもOK♪
何か良いものがないものかとまわりをキョロキョロ・・・
ありましたありました!
山ほど地べたに落ちていました!!
そうです。
剪定で落とした山盛りの枝達です!(^^)!
適度な長さに切り落として、さっそくつっかえ棒に。
う~ん、イイ感じです♪
せっかく育ってきたのに栽培の都合で切り落としてしまう枝。
薪にするには細すぎなので、こういった有効活用はりんごのためにも人間のためにも有意義だなぁと一人悦に入っておりました(^^ゞ