リンゴの木は、年の初めに切り刻まれる!?

今年もK&Kファームの主力作物、リンゴの栽培作業が始まります!

管理人ジョーが農家になった理由が飯綱リンゴなので、思い入れも書きたいこともてんこ盛りなのですが、ここは一つ落ち着いて、1年間日を追いながら皆さまとシェアできればと思います(^^)/

 

リンゴの1年。

それは、切り刻まれることから始まります!(@_@;)

これを、『剪定作業』と呼びます。
秋から冬に良い実がなるように、不要な枝を切り落としていく作業です。

 

人が食べるために進化を遂げてきた果物は、人が手を入れてあげないとドンドン傷んでいってしまうんですね。

具体的には、実が小さくなったり病気が蔓延したりします。
(手が入らなくなった放棄園地は猛烈に病気が発生し、周辺に影響を及ぼしてしまいます)

世の中には一般的な農法のリンゴ(これを慣行農法と言います)から、減農薬栽培、無農薬栽培、有機栽培などなど、バリエーションに富んだものが出回っています。(呼び名が違うだけ?というようなものもあります。何しろ栽培方法は十人十色)

しかし、どんな農法であろうとこの年の初めの作業は共通です。

・陽当たりを良くする。
・風通しを良くする。
・薬がかかりやすいようにする。
・作業性を良くする。

などなど、いろんな理由があります。

そして、その際に必要なのが下の薬です。
(人間でも切り傷には消毒もすれば絆創膏も貼ります。リンゴの木も最低限の処置をしてあげないと、人間の傷口が膿んでしまうのと同じように病んでしまいます)

同じ「トップジンM」なのに、なんだかいろいろありますね(^_^;)
狙う効果は同じなのですが、状況によって使い分けます。
下に管理人ジョーの使い分けを紹介いたします。

 

①トップジンMペーストチューブ
小さい枝を切ったところにチューブで塗りつけます。
病気予防です。

②トップジンMペースト
割と大きな切り口に刷毛で塗ります。
病気予防、軽い病状に使います。

③トップジンMオイルペースト
病気にかかっている部位の治療に刷毛で塗ります。
病気の範囲が大きく、積極的な治療が必要な部位に使います。

 

と、随分話は長くなってしまいましたね( ̄。 ̄;)

まだまだ残雪は50~60cm残っていますが、道筋は間もなく雪をどけてもらえる予定。

楽しい作業を張り切って進めていきます(^^)/

 

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