アスパラガス 採りっきり栽培⑤

すべての経験は活かされる!と改めて思いました。

 

さて、やっと温床マットを敷きました。
週間天気予報を見ていると常に微妙な様子・・・。
待っていたら3月になってしまいそうなので一気に敷き込み!

 

ビニールハウス内の温度計を見ると、この時期でも最高気温が40℃を超えている時がありますが、最低気温は2℃くらい。

やはり道具の力を借りないと3月末の定植(苗を畑に植えることを「定植」と言います)時期に成長が間に合いませんね(^_^;)

 

苗の下に敷くだけでOKの作業性重視の温床です!
あ、温床温床言ってますけど、よく分かりませんよね!?
苗を育てる場所を苗床(なえどこ)と言うんですね。
温かい苗床なので「温床」です。

この温床は電気で制御しますので、簡単な電気工事が必要になります。

が、管理人ジョーは過去に電気工事を専門にしていた時代が!!

 

そんなわけでトントンとその辺の作業は進んだのですが、一連の作業の中、過去の経験のおかげでつまずかずに済むのはずいぶんストレス軽減になってるんだろうな~と感じた次第。

何事もどこかで活きてくる。
そんなつもりでどんなことにも本気で取り組みたいものです。

さて、後は雪の下から苗を掘り出してきてマットの上に置くだけですね♪

 

掘り起こしの様子、苗をマットの上に置いた様子は引き続きアップしていきます(^^)/

電気温床マット
サーモスイッチ

アスパラガス 採りっきり栽培④

倒れてしまった苗はいかに!?

 

前回に続き、トラブル対策について書いていきます。

メーカーから教えて頂いた倒伏対策は2つ、と書きました。
(苗が倒れることを「倒伏(とうふく)」と言います)

一つ目。
苗が折れないように、そ~っと土の中に押し込む。

一見簡単そうですが、実際の苗を触ってみるとなかなかどうして。
アスパラの若苗はあまりに弱々しく、折らずに押し込む自信がありません・・・(=_=)

 

2つ目
根本に苗が倒れないように土を盛る。

苗の上から土をかけたら端から折れるんじゃないか!?
と心配しましたが、一つ目の対策が出来ないのでこちらで行くしかありません!

 

苗が植わっているのと同じ土を、一握りずつ株元に撒いていきます。
育苗用のセルトレイは20枚あるのでけっこう神経がすり減りました(^_^;)

 

数センチ盛り上げたのがアップした写真です。
完璧、とはいきませんが、一通り自立していられるようになりました♪

 

この時点で11月4日です。
あとは冬越しの準備まで楽チン・・・、ではありませんでした!(@_@;)

次はどんな問題が!?

 

倒伏対策後のアスパラガス苗

アスパラガス 採りっきり栽培③

採りっきり栽培、最初の大きなトラブルとは!?

前回の続きです。

「いろいろ起きてきます・・・。」と書きましたが、最初の大きなトラブルがこれでした。

上から撮った写真をアップしました。

 

何が起きているかよく分からない!?

 

実はこれ、苗が倒れてるのです。
しかも種ごと土から飛び出している始末。
根の生長が順調で、苗が押し上げられてしまった・・・。
良いことなのか?悪いことなのか?

いえ!、この場合は明らかに悪いことです(T_T)

アスパラガスは光好性(光を好む)の種なので割と浅めに種をまいた※のですが、物の見事に裏目っていますね(-_-;)
(※光を好む種や、種そのものが軽い場合、深く埋めると上手に芽が出ない場合があるんですね。種の周りが暗い、とか種に乗っかっている土が重い、とかいう理由で)

倒れているのは1本や2本ではないのです!

はてさて、どうしたものか・・・。
種子メーカーの担当の方に聞いてみたところ、対応策は2つとのこと。

次回は大慌ての対応策について書いてみたいと思います(^^)/

アスパラガス倒伏苗
アスパラガス倒伏苗

アスパラガス 採りっきり栽培②

現在の苗は未だ雪の下に埋まっていますので、採りっきり栽培の昨年からの作業をご紹介いたします。

昨年の10月17日、種まきから22日後のアスパラガス苗の状況。
72穴セルトレイ(72個のマスに分かれ、樹脂?で出来た苗を育てるための容器)に一粒ずつ種をまいてあります。

発芽に必要な地温(土の温度)30℃を維持するのがかなり難しい・・・。
というか、ビニールハウスの中で自然に育てていると正直なところ「維持」は無理です。
平均地温30℃を目指す感じでしょうか(^_^;)

この後いろいろ起きてきます・・・。
が、それはまた今後の投稿の中でご紹介いたします(^^)/