アスパラガス取りっきり栽培⑦ いや~な予感が・・・(@_@;)

ずいぶんご無沙汰のアスパラガス投稿です(^_^;)

 

見てのとおり・・・、

 

 

まばら・・・。 

まばらに成長していま~~す(T_T)

 

以前に予想していた悪い予感がヒシヒシと感じられます。
(「霜に当たったかも・・・」ってやつですね)

完全にダメになっているわけではなさそうですが、どれだけが生き残り、どれだけ健全に育ってくれるかはまったく未知数です!!(@_@;)

 

どんなプロジェクトにも絶対はありませんので、どんな状況になっても対応できる準備をしておくことが大事かな、と(^_^;)

 

この新技術はまだまだ始まったばかり。

飯綱町のような雪が多い地域ではサンプルデータが少ないのが実際のところです。

プロ農家として、経験とデータの積み上げをしていこうと思います(^^)/

切った枝の有効利用♪

連日の剪定作業、まだまだまっ盛りです。

今日はちょっとした知恵をご紹介したいと思います。

 

下の写真、何をしてあるか分かりますか!?

廃材利用♪

りんご農家さん以外はハテナしか思い浮かばない・・・ですよね(?~ヘ~?)?

 

これは、これから育てていきたい枝を寝かせているんですね!

この枝はギューンと天を目指して育ってしまい、やたら立った状態になっていました。

枝が立っていると実が付かない枝ばかりがボーボーと生えてきてしまい、「果樹」としては役目を果たせなくなってしまいます。

そこで“枝を寝かせる”という一手間を掛けてあげる必要が出てくるんですね。

 

枝を寝かせるためには一般的に誘引という技術を使います。
読んで字のごとし、枝をヒモやロープで引っ張ります。

ただ、この方法は問題もあります。

草刈りや通り道の邪魔になってしまうんですね(+_+)

 

その問題を解決するための方法が今回の写真の方法!

つっかえ棒をして、上から押さえて寝かせています。

この方法に使うつっかえ棒のことをスプレッダーと呼ぶのですが、使う材料は強度があれば基本的に何でもOK♪

何か良いものがないものかとまわりをキョロキョロ・・・

 

ありましたありました!

山ほど地べたに落ちていました!!

 

そうです。

剪定で落とした山盛りの枝達です!(^^)!

 

適度な長さに切り落として、さっそくつっかえ棒に。

 

う~ん、イイ感じです♪

せっかく育ってきたのに栽培の都合で切り落としてしまう枝。

 

薪にするには細すぎなので、こういった有効活用はりんごのためにも人間のためにも有意義だなぁと一人悦に入っておりました(^^ゞ

休憩を忘れてしまうほど楽しいこと(´∀`)♪

現在、りんごの剪定作業まっ盛りです。

病気を治すことが難しい木は切り倒す。
モサモサになっている枝ぶりを好環境になるように切り落とす。

ザックリ言うとそんな作業の連続なわけですが、そこは自然&植物が相手。

こちらの都合に合わせてくれている樹なんてあるわけもなく、長年あまり気を遣わずに育てられてきたりんごの樹なんてもう、それはそれは頭を悩ませてしまうわけです(+_+)

そんな樹のケリがつくと一休み。 旦(-w-)

 

が!

そんな時に限ってあるモノが目に入ってきます。

それが下の写真。

粗皮削り処理前

このガサガサした表面を「粗皮(そひ)」と言います。
読んで字のごとし、粗い樹皮のことです。

今にも剥がれそうじゃありませんか!?

 

そうなんです!

剥がれるんです!

それもチョーー気持ちよく剥がれるんです!!

 

専用の道具で剥がして削り取るのですが、これがハマります♪

下の写真が削り取った後です。

粗皮削り処理後

休憩しようと思うと、なぜか「粗皮」が目に入るのです・・・。

そして、やり出したら止まりません(笑)

 

ここ数日まともに休憩をしていません。

「粗皮削り」が最高の気分転換になっているんですね(´∀`)♪

 

管理人ジョー、
個人的には、これを知らずに一生を終えるのは大きな損失だ!と本気で思ってるくらい楽しくて気持ちいい作業です♪

あ、本来の削る理由はですね、「虫」と「病気」の予防です。
木の皮の下で虫も病気の原因も冬越しするんですね。
それらを表に引っ張り出して退治や予防をしやすくするのが目的です。

 

さて、明日からもまだまだ削りますよ~(^^)/

果樹園でまず最初にやるべきこと

田畑の環境づくりには優先順位があります。

K&Kファームの主要作物はりんごですが、優先順位は

①物理性の改善(水はけを良くするなど)
②生物性の改善(いろんな生物が共生できる環境をつくるなど)
③科学性の改善(土の中の栄養素を適切に管理してあげるなど)

となります。

 

で、下の写真。

大洪水・・・。

 

・・・大洪水です(T_T)

水はけって何の話だ!?というレベル!!

 

もともと水が抜けにくい場所ではあったのですが、今年はなにしろ雪が多かった。

じゃんじゃん山の上から水が落ちてきて、畑の中で湧き上がってきた模様。

雪が完全に溶けて、地面が締まってきたら本格的な水はけ対策に取り組もうと思います(@_@;)

 

PS.写真の奥の方に軽トラが止まっているのですが、実は・・・、

 

カメになって動けなくなっていました(T□T)

雪がグズグズになっているところと固く締まっているところが混在していて、きれいに乗り上げてしまった次第。

多くの方のご助力のおかげで抜け出すことができましたが、たいへんご迷惑をお掛けしました。

油断大敵、です。

磨き抜かれた原料から出来るものは?

本日ご紹介するのは、磨きに磨き抜かれた原料です。

下の写真がそれ。

何に見えますか??

この時期に、農産物の加工品で、白いもの。

 

加工品の経験のある方はピンと来られた方もいるかもしれませんね(^^)

そうです。
米麹です。

何を隠そうこの麹、まさに磨きに磨かれている超貴重品!!

なんとこの米、純米大吟醸になるべく削られたエリート達なのです(@_@;)
元の大きさの50%以下まで削られているわけですね!

 

我が家では、これを贅沢に甘酒に仕込み中♪

いま炊飯ジャーの中でぬくぬくと発酵作業中です( ^^) _U~~

今晩中に完成、明日の朝には美味しく頂ける予定。
楽しみにしながら今晩はお休みです(^^)

 

いま甘酒は人気沸騰中みたいですね。
特に若い女性たちがハマっているとか!

皆さまもぜひお楽しみくださいませ♪

燃料をタダで手に入れる方法(^^)

剪定作業の調子が上がってきていたところで、腰を折るような雨降りになってしまいました(^_^;)

 

剪定作業に入る時はいきなり切り始めずに、畑の中を一回り歩いて大まかな最終形(剪定完了後にどんな感じになるか)のイメージをするようにします。

そうすると、根本から伐採する木がどうしても出てきてしまうんです(@_@;)

 

もったいないように思われるかもしれませんが、りんごの木(主に枝)は1年間に70cm以上伸びると言われています。

実際にそれ以上に育ちます。

陽当たり、風通し、作業効率、病気の進行度などを考慮すると、りんごの木同士の場所の取り合いでにっちもさっちもいかない状況が出てくるわけです。

そこで下の写真です。

 

バッサリ行ってますね(^_^;)
こんな感じで、だいたい2~3年に数本ずつ切り倒しています。

ここでやっとタイトルに行き着くのですが、左に置いてある丸太はイイ感じの長さに切り揃えてありますよね!?

 

K&Kファームではこれが冬の燃料になっているんですね♪
自分たちの伐採分だけでは足りないので、よそ様からも頂戴いたします。

りんごの産地ではこの循環型熱源はごくごく当たり前の習慣なのですが、こちらに来たばかりの頃は

「みんなあっちこっちで何をモクモク燃やしてるんだろう???」

とよく思っていました(^_^;

 

今は薪ストーブの暖房用だけですが、近々この熱源を使っていろいろ遊んでやろうと画策中・・・( ̄ー ̄)

雨の昼下がり、ゆる~い投稿でした♪

薪 製造中!

りんご栽培 やっぱり雪かき(^_^;)

駐車場の確保ができました♪

前回、畑までの道ができた事を書きました。
しかし、あくまでも「道」ができただけ・・・。

軽自動車1台分の道に路上駐車したら、ものすごく迷惑かけちゃいますよね(@_@;)

そんなわけで、この雪かき作業が発生したわけです。

溶けかけの雪はすごく重く、エンジン付きの除雪機を持っていっても小一時間かかってしまいました(+_+)

そんな中、重い雪の被害をほかにも発見。

3年目に突入した若木が雪に引きずられて倒れていました(´・ω・`)
何とか復活を試みてみようと思います。

 

さて、ここに車を停めて本格的に作業開始!

本日はチェーンソーで伐採作業です(^^)/

駐車スペース完成!

りんご栽培 小春日和です。

以前に大雪写真の投稿をしたことがありますが、同じようなアングルで撮った現在の風景です。

一気に雪が溶け、農道も雪かきをしてもらえました(^^)/

これで全ての道具を車に積んだまま畑に乗り込むことが出来るようになりました♪

りんごの木もエネルギーに満ちあふれてどんどん生長しています!
ということは、剪定作業をドンドン進めなければならないということなんですけどね(^_^;)

 

ここで豆知識です。

「生長している」と書きましたが、葉っぱも無いこの時期にドンドン育つのって不思議じゃありませんか?

だって、授業では植物は葉っぱで光合成して育つって習いますから。

 

実は、この力は去年の内に木の体内に蓄積が終わっているんですね。
(正確には花が咲く芽の辺りの枝です)
冬眠前の熊のように秋から冬にかけて栄養をため込み、温かくなるとその栄養を使って一気に育ち始めます。

なので、果樹というのは年越し前に芽吹きの準備が終わってしまっているわけです。

「さぁて、温かくなってきたから何から始めようかな~」なんてやっていると、手遅れなんですね!(@_@;)

 

いつだってトライ&エラーの繰り返しですが、そこから学んで前進あるのみです(^^)/

一気に雪解けです!

農業青色申告 完了!

これで昨年の締めができました(^^)

就農前から青色申告はしていたのですが、農業は決算書も専用の書式があるくらいなので、今までのソフトでは対応できませんでした。

有名なメーカーを使ってみたり、農業専門の会計ソフトも検討したりしましたが、どちらもいまいち(=_=)

【問題1】
ソフトを乗り換えようとしてデータをエクスポート(データを抜き出すこと)すると、計算式の無いテキストデータ(ダラダラと文字ばかりのデータ)になってしまう。

【問題2】
やたらと価格が高い。

などなど、気になる点が他にもいっぱい。

 

いろいろ考えた結果、一番環境の変化が少なそうなエクセルベースを採用しました。

これならパソコンが変わってもエクセルが入っていれば平気♪
財務諸表も計算式付きで手元に置いておける♪
(最近はやりのクラウドサービスは大事な財務データが先方に持っていかれてしまうので好きになれないのです。エクスポートすると文字列になってしまうし)

 

ちなみに、この本2,700円です!(@_@;)

会計ソフトなら絶っ対買えないリーズナブルさ。
決算業務まで問題無く完了することができました(^^)/

あ、ちなみに税金の計算書は国税の書式が必要ですよ。
管理人は国税のホームページで自動計算。
カラーで控えまで印刷してくれます。

便利な世の中になりましたね♪

今年からこちらを採用

アスパラガス 採りっきり栽培⑥

アスパラガスの栽培方法ネタ、久しぶりに更新です!

ハウス内の乾燥対策だったり、車のバッテリーを上げてしまったりと、なんやかんややっていたらブログが後手に回りました(^_^;)

こんなに雪があっても、ハウス内で加温するとあっという間に土が乾きます!
車のバッテリーは・・・、単純に不注意です(T_T)

 

さて、50~60cm下に埋まって越冬していたアスパラガス苗を掘り起こしましたよ。
大汗をかきながら体力勝負です!

雪の下から苗を掘り出し中

 

そして、こちらは温床の上に引っ越しを済ましたアスパラガス苗です。

手前に見えているベージュ色の箱にはサーモスイッチが入っています。
ここから伸びた地温計で土の温度を測りながら、24時間ず~っと温度を加えていきます。

苗の引っ越し完了

実は、越冬準備をしている頃に苗が霜に当たった可能性があります。
(作物に霜が降りることを「霜に当たる」と表現します)

根っこまでは傷んでいないことを祈るばかりです!!(@_@;)

 

傷んでいたときは・・・、

春からの新たなネタが増えることでしょう(^_^;